[アップデート] AWS Elemental MediaConnect の各フローでサポートされる出力数が 20 → 50 に増えました

[アップデート] AWS Elemental MediaConnect の各フローでサポートされる出力数が 20 → 50 に増えました

AWS Elemental MediaConnectの各フローでサポートされる出力数が50になりましたのでお知らせします。合わせて、MediaConnectの用途についても軽くおさらいします。
Clock Icon2020.02.14

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こんにちは、大前です。

AWS Elemental MediaConnect の各フローでサポートされる出力数が 50 になるアップデートがありましたので、お知らせします。

AWS Elemental MediaConnect で、各フロー最大 50 の出力のサポートを開始

どんなアップデート?

タイトルそのままになってしまいますが、各フローでサポートされる出力数は今まで 20 だったのですが、これが 2 倍以上の50となりました。

このままじゃ味気ないので、AWS Elemental MediaConnect についておさらいしつつ、どの部分にかかるアップデートなのか書いていきます。

AWS Elemental MediaConnect の機能について

公式ドキュメントによると、MediaConnect の用途は 3つに分類されています。

※各図は公式ドキュメントからの引用です

オンプレからのコンテンツ取り込み

Use Case: Contribution

MediaConnect を使用する事で、オンプレミス環境のエンコーダから AWS にコンテンツを取り込むことが出来ます。

コンテンツの配送

Use Case: Distribution

MediaConnect によって地理的に離れた場所に対してコンテンツの配送を行う事が出来ます。

他アカウントとのコンテンツ共有

Use Case: Entitlements

MediaConnect を使用する事で、他アカウントに対してコンテンツの共有が可能です。

で、今回のアップデートは結局どこに関わるの?

上記の各図を見ると、MediaConnect は受け取ったコンテンツを複数の MediaConnect や AWS サービス等に出力している事がわかると思います。

つまり、今回のアップデートは下記の矢印部分の様な出力設定を各 MediaConnect(フロー)に 50 個まで作成出来る様になった、という内容になります。

おわりに

AWS Elemental MediaConnect で各フローあたり 50 までの出力を作成出来る様になりました。

複数リージョンへのコンテンツ配送や、複数 AWS アカウントへのコンテンツ共有等を設定しようとした際には 20 を超えるケースもままありそうですので、設定できる出力数が 50 に増えた事で嬉しいケースもあるのではないでしょうか。

 

以上、AWS 事業本部の大前でした。

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